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古文書の解読を通して歴史を学ぶ学園都市大学古文書研究会

学園都市大学古文書研究会 手形証文案文一覧

手形証文案文
順次、原文及び解読文を掲載する予定です。ご期待ください。
青字で下線が付いている各案文をクリックしていただくと原文が表示されます。
できればご自身で解読をされた後、解読文を表示してください。

前半は、どの契約書も、お金を出した側の権利と賠償が重厚に守られるように書かれた、
随分、片務的な内容に思えます。

①「表紙 及び 年季奉公人請状(ねんきほうこうにんうけじょう)の事」
②「奉公人請状(ほうこうにんうけじょう)の事」
③「引取一札(ひきとりいっさつ)の事」
④「借家請状(しゃくやうけじょう)の事」
⑤「差上申手形(さしあげもうすてがた)の事」
⑥「借用申金子(しゃくようもうすきんす)の事」
⑦「売渡申家屋敷(うりわたしもうすいえやしき)の事」
⑧「売渡申建家(うりわたしもうすたていえ)の事」
⑨「誤一札(あやまりいっさつ)の事」
⑩「質地証文(しちちしょうもん)の事」
⑪「相渡申流地証文(あいわたしもうすながれちしょうもん)の事」
⑫「家質借り候節差入る 家守請状(やもりうけじょう)の事」
⑬「致させる事 申間敷候事(もうしまじきこと)」
⑭「家守請状(やもりうけじょう)の事」
⑮「売渡申家屋敷手附金(うりわたしもうすやしきてつけきん)の事」
⑯「右の添証文 利金定一札(りきんさだめいっさつ)の事」
⑰「年賦済崩証文(ねんぷせいほうしょうもん) 入置申証文(いれおきもうすしょうもん)の事」
⑱「為替手形(かわせてがた)の事」の17種類の雛型が書かれています。

後半の教養・知識編も多種類書かれており、興味深い内容でした。
特に、②~⑥は、江戸期の手紙での身分上下によって使う
「挨拶のことば、文末のことば」等々の基準などがわかり、興味ある内容でした。

①「暦(こよみ)の略解…十干十二支」
②「書状端作(しょじょうはしづくり)の事」
③「返事の端書(はしがき)」
④「上所(じょうしょ)の事」
⑤「脇附(わきつけ)の高下」
⑥「書状書留結び(しょじょうかきとめむすび)の事」
⑦「十二月の異名」
⑧「目録?箱書付(もくろくならびにはこかきつけ)の事」
⑨「本朝六国史(ほんちょうりくこくし)の事」
⑩「和歌の書の事」
⑪「本朝位階(ほんちょうゐかい)」
⑫「大日本高名古人寿数」
⑬「倭音五十字(わいんごじゅうじ)」
⑭「書の十体(しょのじってい)」
⑮「紙の事」
⑯「男女名頭相性文字(なんにょながしらあいしょうもんじ)」